第1回 その「紙とペン」、本当に最速ですか?~ベテラン監督のホンネと「工事管理」の落とし穴~
2026年01月14日
第1回
その「紙とペン」、本当に最速ですか?~ベテラン監督のホンネと「工事管理」の落とし穴~

「施工管理システム? いやいや、紙とペンで書いた方が早いよ」 現場一筋 30 年のベテラン監督、田中さん(仮名)はそう断言します。長年の経験に裏打ちされたその言葉は、一見もっともらしく響きます。
確かに、スマホを取り出してアプリを起動するよりも、胸ポケットのメモ帳に走り書きする方が「その瞬間」は早いかもしれません。 しかし、工事管理の業務全体で見たとき、それは本当に「最速」でしょうか?
例えば、事務所に戻ってからの作業を思い出してください。 デジカメのデータをパソコンに移し、Excel に貼り付け、黒板の文字を打ち直して写真台帳を作成する。この「アナログからデジタルへの変換作業」に、毎日どれだけの時間を費やしているでしょうか。
紙とペンは「記録」には適していますが、「共有」「活用」「検索」には不向きです。 過去の書類の山から一枚の図面を探し出す時間。その「探す時間」こそが、現場の生産性を下げる大きな要因です。
慣れ親しんだやり方に潜む「見えない非効率」。次回は、このアナログ管理が引き起こす具体的な「コスト」について深掘りします。
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- 工事管理(こうじかんり)
- 工事の進捗、原価、品質、安全を計画通りに進めるための管理業務全般のこと。
- 写真台帳(しゃしんだいちょう)
- 工事の各工程を記録した写真を整理し、発注者へ提出するための報告書類。アナログ管理では多大な時間がかかります。

